映画「デッドプール」(Deadpool)公開!

遂にマーベルの新作映画「デッドプール」を観てきました!待ちに待った血みどろバレンタインムービー!

 

デッドプールはマーベルヒーローの中でも異色なやつ。下品なジョークばかり言うし、残虐で全然ヒーローっぽくない。しかも観客に話しかけたりメタ発言もしちゃう反則的な野郎。キャラ立ちしまくってます!

 

昔、マーベルVSカプコンというゲームに出てたので、日本でもちょっとは知名度のあるキャラ。日本でのアダ名はデップー、プーさんというらしい。可愛い。

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映画に出るのはこれが初めてじゃなく、何年か前のウルヴァリンのスピンオフ映画に実は出てました。でもそのデッドプールは姿も形も性格もまったく漫画版からかけ離れてて大ブーイングを受けてしまいました。誰の記憶にも残っていないだろうなあ。。僕もほぼ忘れた。。

 

今回の映画版は、あれは無かったことに、漫画版を踏襲したコスチュームと性格でちゃんと出てきます。ファンも期待をめっちゃしてます!

 

見てよ!上映開始時間より結構前に行ったのにこの行列。

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デップー様。

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無事、素敵な席を確保でき。存分に楽しんできました。

 

映画は冒頭からとんでもないシーンで始まります。オープニングテロップのデザインから笑わせに来てた。凄いつかみや。引き込まれる。勉強になるわ。。

 

その後も、血や部位が飛び散る残虐なアクションシーン、場をわきまえず挟み込まれるブラックジョーク、ちょっと激しいラブストーリーが入り乱れ、素晴らしいデッドプールワールドができていました。

 

本筋自体は結構シンプルなんですが、時間構成をシャッフルしてたり、映画の中から観客に話しかけてきたりして、観客を飽きさせず、心地よく煙に巻いていたと思います。

 

もちろん、パロディネタも盛り沢山。ギャグも冴えてて、皆で笑ってました。この劇場の一体感がアメリカは楽しい。

ファンなら大満足な出来でした。

 

去年の「アントマン」も良かったけど、こういう駄目な感じのおじさんをヒーローがヒーローになる映画は最近熱いですね。若いイケメンがビューンと頑張っちゃうヒーロー映画だと、多少ファンタジーな感じでも勢いで見せられるから良いけど、汚いおっさんが主人公だとそうはいかないのかな。おっさんをちゃんと魅力的に描いて、映画にちゃんと観客を引きこませるため、しっかりとした脚本で練って作られている感じがする。