ニューヨークはやっぱり夏が良い
ニューヨークの冬は寒い。最近なんて気温ー16度の日があった。
引きこもりが加速する気温。
もう猫のように丸まって毎日ごろんと寝てたい気分。
やっぱりニューヨークは夏がイイ。
嫌なことはある。
映画「デッドプール」(Deadpool)公開!
遂にマーベルの新作映画「デッドプール」を観てきました!待ちに待った血みどろバレンタインムービー!
デッドプールはマーベルヒーローの中でも異色なやつ。下品なジョークばかり言うし、残虐で全然ヒーローっぽくない。しかも観客に話しかけたりメタ発言もしちゃう反則的な野郎。キャラ立ちしまくってます!
昔、マーベルVSカプコンというゲームに出てたので、日本でもちょっとは知名度のあるキャラ。日本でのアダ名はデップー、プーさんというらしい。可愛い。
映画に出るのはこれが初めてじゃなく、何年か前のウルヴァリンのスピンオフ映画に実は出てました。でもそのデッドプールは姿も形も性格もまったく漫画版からかけ離れてて大ブーイングを受けてしまいました。誰の記憶にも残っていないだろうなあ。。僕もほぼ忘れた。。
今回の映画版は、あれは無かったことに、漫画版を踏襲したコスチュームと性格でちゃんと出てきます。ファンも期待をめっちゃしてます!
見てよ!上映開始時間より結構前に行ったのにこの行列。
デップー様。
無事、素敵な席を確保でき。存分に楽しんできました。
映画は冒頭からとんでもないシーンで始まります。オープニングテロップのデザインから笑わせに来てた。凄いつかみや。引き込まれる。勉強になるわ。。
その後も、血や部位が飛び散る残虐なアクションシーン、場をわきまえず挟み込まれるブラックジョーク、ちょっと激しいラブストーリーが入り乱れ、素晴らしいデッドプールワールドができていました。
本筋自体は結構シンプルなんですが、時間構成をシャッフルしてたり、映画の中から観客に話しかけてきたりして、観客を飽きさせず、心地よく煙に巻いていたと思います。
もちろん、パロディネタも盛り沢山。ギャグも冴えてて、皆で笑ってました。この劇場の一体感がアメリカは楽しい。
ファンなら大満足な出来でした。
去年の「アントマン」も良かったけど、こういう駄目な感じのおじさんをヒーローがヒーローになる映画は最近熱いですね。若いイケメンがビューンと頑張っちゃうヒーロー映画だと、多少ファンタジーな感じでも勢いで見せられるから良いけど、汚いおっさんが主人公だとそうはいかないのかな。おっさんをちゃんと魅力的に描いて、映画にちゃんと観客を引きこませるため、しっかりとした脚本で練って作られている感じがする。
タックスリターン憂鬱記
いつもこの時期になると憂鬱になります。
タックスリターン(確定申告)の時期が来ちゃっただから!
日本でサラリーマンとして働いていた時は全部会社がやってくれたのでシンプルで良かったのですが、アメリカではそうはいかない。基本的には自分でやらなければいけません。
初めて挑んだ去年(2014年度分)のタックスリターン。自分でやりきるぞと張り切って挑んだものの、ややこしさにあえなく撃沈。。
結局アメリカの税理士さんに頼んでやって書類作成をしてもらいました。
税理士さんにかかった費用はたった100ドル。
それに対して私がどうにかしようとして費やした休日4、5日。。最初から税理士さんに頼めば良かった。まじで。もったいない私の貴重な休日。
昨年はちょっと複雑な働き方になってたので、今年(2015年度分)のタックスリターンがめんどくさいことになるのは予想していました。
具体的に言うと、昨年の8月、ビザの期限まではアメリカで働いていました。給与もアメリカの口座に当然振り込まれていました。ここまでは普通。
しかし、それ以降はビザが切れてしまったので、日本に帰国し、次のビザの申請をしながら、社員ではなく個人契約の形態で日本からリモートで働いていました。そして給与も日本の銀行口座に海外送金してもらっていました。
ね、面倒臭そうでしょ?
なんとなく予想していたのは8月までの分はW-2を貰ってアメリカでタックスリターン、それ以降の海外送金で貰っていた給与は日本で確定申告をするという感じ。
なので、詳しいことを聞こうと前もって税務署に行きました。そしたら、
「日本で支払う必要はなくて全部アメリカで払ってください」
とのこと。
え、そうなの?
気になったので、12月にアメリカに帰国する前にもう一度税務署で確認しても同じ回答。
まあ、そういうものだったのかと思って、無事に取れた新しいビザと共にアメリカに戻り、2月になりました。
今年もめんどくさいので、税理士さんにお願いすることに。そこで、税理士さんに電話したところ、
「税金は日本でも支払わないといけない」
というではないですか。。。
「税務署で聞いたらアメリカで全部払えと言われたんですが。。」
「そういうケースはあまりないから、税務署の職員さんが間違えてるんだね。」
ええええ、税務署に二回も行ったのはなんだっのか。。。
もっと詳しいことを聞こうと思ったら、私の関わる範疇を超えるのでもう聞かないでくれとのこと。冷たい。。
まあ格安でタックスリターンの書類作ってくれるしそんなものか。
日本の確定申告をアメリカからしないといけなくなってしまいました。。
国税局のホームページ、サイバーアタックかなんかでアクセスできなくて、書類が手にはいらないし。。
苦難の日々はつづく。。
新幹線とホットドッグ
新幹線で名古屋の実家に帰る。
去年、引っ越して京王線ユーザーから丸の内線ユーザーになった。特に意図していたわけではなかったのだけど、以降新幹線を使うのがとても楽になった。
実家に帰るのがとても楽になった。丸の内線は東京駅まで直結しているので、一度も乗り換えせずにたどり着ける。東京駅は東海道新幹線の始発駅なので自由席がほぼ確実に空いているので指定席券を購入する必要が無かったりと至れり尽くせりなのである。
今日も夏休みで東京駅はレストランに行列ができていたり、弁当売り場が人で溢れていたりと非常に混んでいたがのぞみの自由席にはすんなり座れた。
お弁当には金沢カレードッグというカレーソースのかかったホットドッグを食べた。ソーセージとキャベツがピリ辛のカレーソースにあって美味しかった。
駅構内のレストランの集まっているところにあったお店なのだが、そこの他にももう一つホットドッグのお店があった。流行っているのだろうか?
余談であるが、NYの名物の一つがホットドッグと言われている。だが、そこら辺のスタンドで売っているホットドッグはちっとも美味しくない。NYのホットドッグの過半数を占めるであろうスタンドで美味しくないなら名物にすべきじゃないと思うんだけどな、、、。大抵の場合、まずいのに巡り合う名物とはこれいかに?美味しいホットドッグを食べるにはレストランとかに行かなきゃならないという微妙な名物である。
スターウォーズが全然見つからない理由
スターウォーズは前から商売戦略の上手いコンテンツだと思ってたけど、また感心したことがある。
劇場版「進撃の巨人」がなかなか良かった。
去年からずっと楽しみにしていた「進撃の巨人」を観てきました。
樋口監督の携わった作品は平成ガメラシリーズが大好きですし、監督された「ローレライ」も気に入っている日本SF映画のうちの一つです。
ネットでの評価がボロボロなので警戒して観に行ったのですが、結構良かったと思います。
原作と似た展開ですが、ちょっとずれているところもあって、新劇場版エヴァで感じたような違和感があってどうなるのかとドキドキしました。
特撮も良くできてて、特にオープニングの巨人が住民をつまみ喰いしていくシークエンスは恐ろしくってかなり良かったです。
ラストの巨人同士のバトルシーンもスカッとするアクションでした。
ネットで酷評されている内容は熱狂的なファンが穿った目で映画を観て、重箱の隅をつついている感じがします。
例えば、、
壁外調査出発時に隊長に「絶対にしゃべるな」と言われた直後、トラックに乗っている間にコソコソ話すシーンがボロクソ言われています。
でもこれは凄い小さい声で話してましたし、その前の食事中のシーンで口減らしの為に素人の寄せ集まりで作られた軍隊だと言っているのでそんな不自然ではないと思います。
あくまでも彼らはイヤイヤ出兵している素人の集まりなのです。
その後の指摘されている色々なプロの軍隊ならしないであろうミスも、素人だが止むを得ず出兵しているんだと思えばだいたい合点がいきます。
それほど困窮した世界だということです。
でもまあ、私も巨人を上手投げできるほどの怪力の戦士とか、役に立たない弓矢で戦うこととかシキシマの鼻につきすぎる変なキャラにはちょっと疑問を持ちましたけど。(笑)
巨人を上手投げするこの人、力強すぎ。。
私が惜しいと思ったのはちょっと短かったことかな。
もっと長く進撃の巨人の世界に浸っていたかったです。
登場人物の描写が薄いと言われるのもこれが原因かな。
でもまあ、アクション映画の人物描写なんてこんなもんじゃないかと思います。。キャラの性格は割とはっきり分かったし十分じゃないかと。
後編が来月にもう公開なので楽しみです。
どうも二部作で完結させるらしいのでどんなアイデアでまとめにくるのか見ものです!